合格者の声
技能認定試験合格者の皆様からお寄せいただきました
技能認定試験合格者の皆様からお寄せいただきました
長 英一郎さん
医療事務管理士の受験の動機は、仕事上医療事務の知識が不可欠だったためです。医療法人や自治体病院などに主に財務に基づく経営コンサルティングの仕事を行っていますが、会計や税務の知識だけでは十分な助言を行えません。診療報酬と会計・税務を結びつけた指導を行って初めて経営改善につなげることができるのです。ある病院で医療区分の見直しを図ったところ年間で数千万円の増収につながり、大変感謝されました。病院の事務長は財務に精通された方が多いのですが、診療報酬については詳しい方があまりいないので、今後も診療報酬と財務の橋渡しをできればと考えています。
今までは医療事務というとレセプトの作成や受付業務といったルーチン業務が中心だったと思います。しかし、昨今は診療報酬改定により病院経営は厳しくなっており、診療報酬に精通された方が経営管理者として求められてきています。医療事務管理士と日商簿記2級を取得されれば病院事務長としての素養は十分にあるかと思います。将来の病院経営管理者になるために資格を目指される方が一人でも増えることを望んでいます。