技能認定試験合格者の皆様からお寄せいただきました
技能認定試験合格者の皆様からお寄せいただきました
谷口 瑞子 さん
医療事務経験は30 年ほどあり、現在は複数のクリニックで業務をするかたわら、キャリアスクール講師をしているので、勉強期間はこれまでのキャリアと同じになります。
在宅事務講座に申し込み、課題の提出は1 回目と2 回目を同時に提出させてもらったので、この講座の勉強期間は10 日ほどです。
診療報酬の中で1 番改正された項目なので、常に勉強していないと解らなくなります。
そして、内科などの現場では在宅に力を入れておられる医療機関は多い。
しかし、多くの医療事務の資格試験では、一番おざなりにされている項目になります。
そんな中、在宅に特化した資格、これは受けるべきだと思い受験しました。
基本的な事は、介護報酬を含め頭に入っていますので、あやふやな点を重点的に、問題内容に沿って確認していきました。
イラスト入りのテキストが非常に使いやすかったです。
このテキストと診療報酬点数早見表を照らし合わせながら勉強すると、よく頭に入ります。
試験問題が送付されてきた日にざっと回答。
提出期限の月曜日に再度見直し、問題の読み間違いや勘違いで回答している箇所を修正。
これでよしとして、提出しました。
しかし、提出後、再度見直すと、まだ誤っている箇所があり、落ち込みました。
合格通知が送られたときは、胸をなで下しました。
しかし、この試験を会場で限られた時間の中で受ける自信はありません。
在宅受験で助かりました。
在宅医療は超高齢化社会を迎えた今力を入れないといけない分野です。
現場の医師・看護師をはじめとするコメディカルの方々が一所懸命にお仕事をされても、それを現金報酬に変えないと意味がありません。
医療事務は直接現場に立ち会うことはできませんが、医療請求で医療機関を支える事が出来ます。
複雑な在宅の請求を正しく計算する。
電子カルテ、レセコンが発達しても最後は医療事務の経験と知識が必要です。
この資格をどのような形で生かせられるかまだ解りませんが、ひとつ階段を上がる事ができました。
1947年から1949年に生まれた「団塊の世代」といわれる人たち全てが2025年に後期高齢者となります。これにより、我が国の医療・介護に係る費用が増加することが懸念されています。また、医療提供体制は「病院での入院医療」から「在宅」へ大きくシフトしつつあります。
在宅診療報酬事務管理士®技能認定試験は、医療・介護保険制度と在宅診療算定スキルをはかる認定試験です。合格者には「在宅診療報酬事務管理士®」の称号を付与いたします。
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