技能認定試験合格者の皆様からお寄せいただきました
技能認定試験合格者の皆様からお寄せいただきました
杉田 美緒 さん
職場の異動で医師事務作業補助者となりました。医師事務作業補助体制加算の要件となる32時間の研修が必要になり、勉強することになりました。
どうせなら資格も取得した方が履歴書にも書け、転職時にも有利になると思い、試験に挑みました。
研修で学んだあとテキストに付箋を付け、早くめくれるよう作業を行いました。
また、自主勉強では過去問をひたすら解きました。
仕事の休みの日はカフェで勉強し、過去5回分くらいを各3回ずつくらい、実際に時間を計り会場試験と同じような環境で問題を解きました。
試験当日は15時頃から開場だったため、朝から本気で勉強に取り組み、試験直前までテキストを読み返しました。
試験終了後に、自信がなかった問題が何カ所かあり、再受験になるかと思い落ち込んでいたので、合格証が自宅に届いたときには本当にホッとしました。
後日、一緒に受験した他の同期の子2人と報告しあい、皆合格していたので喜びを語り合いました。
やはり資格として実際に形になると嬉しいし、勉強は大変でしたが達成感がありました。
病院勤務医の絶対数不足と過重労働が、ここ数年来大きな問題となっています。2008年の診療報酬改定で、勤務医の負担を軽減するべく「医師事務作業補助体制加算」が新設され、主に医師が行っていた診断書や処方箋などの文書作成や検査予約などの事務作業を補佐するスタッフの配置が認められました。
これにより、医師事務作業補助者を配置する病院が増え、2010年4月には、スタッフの配置をさらに促進するための改定が行われました。
医師が本来の診療業務に専念できる体制を確保する為に、国がその配置を後押しする「医師事務作業補助者」は、将来性を高く期待される事務専門職です。
このような医師事務作業補助者としての知識とスキルを評価・証明するのが医師事務作業補助者検定試験です。
医師事務作業補助者検定試験の詳細はこちら